プロジェクション・マッピング経歴
MASARUOZAKIがプロジェクション・マッピングを手掛けたのは約6年前、東京コレクションJOHN LAWRENCE SULLIVAN のショー演出(2008年3月18日)。大型プロジェクション・マッピングからの創作でした。おそらく、振り返るとパブリックビューもある大型3Dプロジェクション・マッピングでは、日本で最初の出来事。
東京コレクション
「chair」はその月終わりに、はじめて発表しています。その時の写真です。このときは影を消せた事に喜んでいたのを今でも鮮明に覚えています。この作品を皮切りにプロジェクトへの参加依頼が増えていきました。
chair
BRUTUS TRIP の記念すべき1号でトムフォード、ボッテガヴェネタ、エルメス、クリスチャン・ディオール、ジルサンダーの服にプロジェクション・マッピングを施し誌面を飾ります。この時は印刷で、動かないものに対してなので、敢えて「MotionGraphicDesign:MasaruOzaki」としています。
BRUTUS TRIP
翌月にはDIESELのビックイベントがあり、ここに「BLACK CUBE」という黒いモジュールに映像を映しだすことに挑み、不思議なCUBEを空中に浮遊させました。
DIESEL
夏にはNEIL BARRETT が青山にフラッグシップショップをオープン。そのオープニングをプロジェクション・マッピングで演出。建物はザハ・ハディットの建築デザインです。更にブルータス誌面でもスチールのページを併せて手がけました。
NEIL BARRETT
テスト中(壁のロゴはPMです。実際は何もありません)
2009年2月「rooms」というエベントにて初めてパブリックで「chair」を発表。現バージョンの基盤になったコンテンツです。同時に、代々木第一体育館でも披露しました。
rooms
この後、個展、パルコのクリスマスツリー(25 CUBE TREE)、上海国際博覧会「日本館」プロジェクション・マッピング演出へとつながってゆきます。
25CubeTree
G-SHOCKとのコラボ ツリーでVJプレイ
Natural color television
jyo-bo-jyo-bo
カゼノシズク 上海万博
SELF PORTRAIT
Midnight Tower
他にもたくさんありますが、パブリックでの作品にこんなものもあります。
福岡の天神商店街にある「カッパの泉」。ここでは水がここちよく流れるのですが、その「水面」へマッピングを演出しています。